2/10(金)・11(土)に私立高校入試が行われ、無事に全員合格を手にしました。
受験生のみなさま、本当にお疲れさまでした。
私立の受験について、特に私立専願の生徒達が直前期で大きく成績を伸ばしました。
学校では「志望校の合格は厳しいかもしれない」と冬休み前まで言われていた生徒もいましたが、
最後まで必死でやり切り、「厳しい」と言われたコースよりワンランク上のコースでの合格を手にしました。
そんな逆転合格を実現した1人の生徒とのやりとりをご紹介します。
彼は塾の宿題はするものの、家ではあまり勉強をせず、中々成績が上がらないという状況でした。
2学期末の進路相談でも厳しいお話があり、冬休み前に保護者の方と3者で面談の場を設けました。
やはり志望校にこだわりたいと言う彼に、
「これまで家で勉強をあまりやってこなかったのに、頑張るという言葉だけを信じて受験させることは不安が大きい。もし挑戦したいのなら、私が全ての状況を把握できる状態で勉強をして欲しい。その上で、合格ラインに達したと判断したら、お母さんも私もこの受験を応援する。」
と伝えました。
彼と約束したことは、
●自習に来る時間を事前に決めて、毎日塾に来る。
●自習前に、その日勉強する内容を報告すること。
●自習後に、どこまで勉強したかを報告すること。
●勉強したノートを見せて、必ず2つ以上質問すること。
これを受験までの約1ヶ月半、やり続けてもらいました。
最初は、毎日通塾することや勉強量が大幅に増えたことで疲労の色が見えました。
しかし、毎日続けるうちに「この分野が弱いので、演習問題を下さい。」など姿勢が大きく変わっていきました。
そして、最終的に見事志望校(それもワンランク上のコース)の合格を手にしました。
さらに受験が終わった今でも、自主的に週に何回か塾に来て高校入学にむけて自習をしています。
まずは、あれこれ考えず合格に向けた行動をやり切ること。
そして行動が変われば、気持ちも前向きに変わってくる。
そんなことを改めて感じた出来事でした。
公立高校志望者はまだ受験が続きますが、最後まで頑張っていきましょう。
ルート学習塾 石川